ブラック企業での社畜時代の生活について

日記

どんな職場だったか

私が以前勤めていた会社はいわゆる“長時間労働系ブラック企業”でした。

残業時間の規制など完全に無視された状況が常態化していた職場でした。

ただ、良くありがちな“パワハラ系上司”や“モンスター系新人”などはほぼ見られませんでした。

少なくとも私はぶたれたり暴言は・・・あったかな?と思い出すことが難しいほどです。

不思議ですね。

これから説明します。

なぜなら、私も、同僚も、先輩も、後輩も、そして上司も誰もが長時間労働によって常に衰弱しきっているような状況だったからです。

つまり誰かを怒ったり怒鳴ったりする元気すら奪われるようになるくらいの労働状況だったということです。

如何にも体育会系の屈強な人ですら部下のミスに怒る元気もないのか、怒鳴り声やパワハラじみた行為はぱっと見では見られませんでした。

まるでゾンビ施設でしたね。

逆に考えるとブラックな職場にいつも切れ散らかしている上司や先輩がいる場合は、私の視点から考えると仕事をしていない元気いっぱいな暇人のように映ってしまいますね。

食事について

朝と昼は会社で自炊飯やコンビニ飯、夜は徹夜残業が無く帰宅することが出来れば大量に作り置きしている冷凍食品と化した自炊飯で済ませていました。

研究職だったのでいつ食事をしたり、いつ休憩をとるかは個人の裁量にゆだねられていました。

理系大学出身者なら分かるかと思いますが、実験の待ち時間を利用して食事や休憩や雑務などをするような感じなのですが、常に複数の実験を同時にこなさなければいけない状況だったので、実験の待ち時間の有効利用すら厳しい状況でした。

早く帰宅できる土日には食料や日用品も含めて買い込み、その日に約1週間分の食事をまとめて調理して冷凍保存するというルーチンワークが確立していました。

冷凍庫が食事用のストックで埋まると安心感を感じることが出来ました。

家事について

日常的にすべてをこなすことはできなかったため、基本的に早めに帰宅することが出来た土日にまとめて処理することが多かったです。

平日だと夜遅くに帰宅することになりますのでいくら疲れているとはいっても洗濯機を回すとうるさくて眠れなかったので、よっぽど溜まっているようであれば朝に洗濯機を回して出勤していました。

掃除は出勤時にルンバにお願いしていました。

ルンバがきちんと掃除できるようにできるだけ床に物を散らかさないように注意することで、自然と部屋が散らからないようになる効果があったと思います。

他の社員は家事代行業者に頼んでいた人もいたようでしたが、私は他人が自宅に勝手に入ってくることに抵抗感があったため、そのような業者にお願いすることはありませんでした。

買い物は基本的に早めに帰宅することのできる土日に食料や日用品をまとめて買い込んでいました。

24時間営業しているスーパーがあるおかげで私のような社畜は生活することが出来ていました。

基本的にまとめ買いをするため、大容量の商品が無いコンビニに行く機会は意外と少なかったように思います。

通販については、基本的に自宅に居ないため会社を配達先に指定していました。

多くの社員が会社を指定しているため、事務所の近くの部屋が配達された荷物専用の倉庫と化していました。元は応接室だったとか?

休日について

休日?なにそれおいしいの?状態な会社だったためいつ休日が取れるかなんてかなり不透明でした。

それでもたまに休日は取ることが出来ました。

やはり食料や日用品の買い出しに出ることが多く、次いで唯一のストレス発散とも言えた“落語鑑賞”のため“新宿末廣亭”に出かけることもあり、その他には体を休めるため寝ることに徹していました。

趣味が落語鑑賞と答えると何で??と言われることが良くありました。

語ると長くなりそうなので落語についてもこの際後日記事にまとめようと思います。

日記
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