倒産しそうな会社の特徴的な前兆について

日記

はじめに

会社の倒産を経験したことのある私が当時の会社の様子を振り返ることで、あんなことやこんなことが倒産の前兆だったなという事例をまとめてみました。

今詰めている会社でいくつか心当たりがある場合、場合によりその会社は近く倒産してしまう可能性があるかもしれませんので参考にしてみてください。

当時勤めていた会社が倒産した背景について

主な原因として、リーマンショックと3.11ショックのダブルパンチにより会社がどうにも立ち行かなくなってしまったからでした。

リーマンショック時は何とか耐えきることが出来たのですが、直後の3.11ショックにより、売り上げの3分の1を占めていた東北地方の取引先のほとんどが大きな被害に遭われてしまい、それにより急速なキャッシュフローの悪化と新規顧客の開拓などが間に合わず倒産してしまいました。

会社が倒産するまでの間、社内でどのような変化が起こったのかを挙げていきます。

仕事に必要な物品の補充が遅れる、購入申請に時間が掛かるようになる

このようなことが発生している会社は要注意です。

キャッシュフローの悪化により生じる問題です。

最悪の場合、自腹を切って維持する事態に発展する可能性があります。

社内の雰囲気が悪くなっていることを感じるようになる

このようなことが発生している会社は要注意です。

上記で上げたような問題が積み重なり、だんだんとストレスを感じることが増えてきます。

最悪の場合、エスカレートしてリアルファイトに発展する可能性があります。

自身も被害に遭う可能性があるので迷わずその場からは立ち去りましょう(実体験)。

営業や経理の社員が突然辞める

このようなことが発生したら会社は危険なレベルに達しています。

営業の場合、彼らは営業活動により仕事案件を取ってくることが主な仕事内容であり、仕事フローの最上流の工程に位置しています。

今後の売り上げ見込みを誰よりも早く知ることのできる部署であるため、会社の1歩先の将来を見ることが出来ます。

そんな彼らが突然辞めたとなれば、会社に何らかの大きな問題が発生しているのではないかと疑うことになると考えられます。

経路も同様であり、会社の財務を担当する彼らが突然辞めたとなれば、恐らくこちらの方が財務的に何かまずいことが起こっているのではないかと疑うレベルにあると考えられます。

会社の内情の詳しく知りたい場合には、これらの部署に入るか、これらの部署の方と仲良くなっておくことをお勧めします。

給料の未払いが発生する

このようなことが発生した会社は即脱出レベルです。

いつ会社が倒産してもおかしくはない状態にあります。

本格的に会社の運転資金が底をついたことを示しています。

こうなればもはや会社は地獄絵図と化してしまいます。

以前から退職を検討していた人が大量に離職するため、もはや仕事が回らなくなります。

残った社員同士でいざこざやリアルファイトが多発し、さながらリアル北斗の拳状態となります(実体験)。

“金の切れ目が縁の切れ目”をこれほどまでに味わうことになるとは思いもしませんでした。

二度とごめんです

理由に関係なく、その会社からは即脱出することを強くお勧めします。

社長が会社を留守にする日が多くなる

経営状況が悪化している中、このようなことが発生した会社は即脱出レベルです。

この事例も給料未払いと並び治療困難な末期症状になります。

社長はいったいどこで何をしているのかと言いますと、銀行から融資を受けるため手当たり次第に足を運んでは断られを延々と続けています。

要するに会社の運転資金を確保するため様々な銀行に奔走しています。

同時期には社長宛ての電話や連絡が急に増えるので、このような事態になるまで会社に残っていればもしかしたら体験できるかもしれませんね(実体験)。

当然全くお勧めなんてしませんよ。

まとめ

事例と危険レベルを交えてまとめてみました。

少なくともしっかりとした会社であれば上記のような異常事態なんて起こり得ません。

もし、今勤めている会社が上記のような事例に当てはまる場合には、必要に応じて早めの転職などの対策が必要になります。

両学長は転職の手法について”転職エージェント”をお勧めされていました。

具体的には、ハイクラス転職に強い”JACリクルートメント”、若手から中堅層向けの”マイナビエージェント”、第二新卒向けの”ジェイック”、そして、スカウト型の転職サイトの”ビズリーチ”が挙げられています。

私ももしもの時のためにこれらのサイトには登録しており、自分のキャリアを常に確認できるようにしています。 今の会社がヤバそうな方、転職したいなと考えている方などは一度これらの転職エージェントを参考にしてみてください。

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