先取り貯金の実践について

貯める力(節約関連)

はじめに

「貯める力」で実践しているひとつに「先取り貯金」という手法があります。

これは誰でも簡単に確実に貯金を貯めることが出来るようになる手法です。

私もこの手法を知るまで貯金は意識しているようでそうでもなかったような、そのような非常にあいまいな感じでしたが、「先取り貯金」という手法を知り実践するようになってからは自動的に貯金できているという状態となり、これは非常に有効な手法だと実感したことから私も「先取り貯金」について紹介しようと思いました。

先取り貯金をしている目的

私が先取り貯金を実践している目的は、貯金を自動化して生活防衛資金を確実に貯めることです。

これまでは貯金の重要性は認識していたものの口座の残高を確認したときに増えていたら「それでよし!」というような貯金しているとも言えないような状態でして、お金の管理についてはかなり曖昧な状況となっていました。

確実に貯金する方法も知らず、貯金をする明確な目的もなかったことからそのような状態になっていたのだと考えられます。

しかし「先取り貯金」はそれらの問題を同時に解決してくれる手法であり、貯金自体を「仕組化」してしまう方法があったことに最初は驚きました。

先取り貯金の方法

私の場合主な収入源は「給与所得」なのですが、会社に給与の振込先を変更したいと伝え、

追加する口座と金額や賞与の扱いをどうするかなどを伝えるだけと短時間で済みました。

給与明細を確認しますと「振込先1」や「振込先2」の欄があると思いますが、このような場合に対応するための欄であったことをこのときに知ることになりました。

どのくらいを先取り貯金するかについてですが給与の10~20%が目安とされています。

私は給与所得の約10%を先取り貯金していまして、これは1年後に1か月分以上の生活費を貯められる計算です。

基本的に手を付けない貯金なので無理のない範囲で設定することが望ましいとされています。

先取り貯金のメリット①

真っ先に実感したメリットは貯金を自動化できたことです。

やろうやろうと思いながら結局できていなかったことを「仕組化」により自動化できたことでわざわざお金を自分で分けておく必要がなくなり、例え忘れていても問題が無いことから「貯金しなきゃ!」という負担から解放されました。

「仕組化」により便利にすることは何事においても大事ですね。

先取り貯金のメリット②

「貯めるためのお金」と「使うためのお金」を明確に分離できることです。

今まではひとつの口座であらゆる支出入を管理しようとしていたためよく分からなくなってしまっていたところ、目的別の口座に分けたことで管理がしやすくなったと実感しています。

貯金する目的もこの機会に「生活防衛資金を貯めるため」と決めることが出来ましたのでお金の管理について一つ賢くなれたと感じています

先取り貯金のデメリット

デメリットについては私が実践している中では特に感じられなかったのでどのような点があるのかを調べてみました。

「自由に使えるお金が減る」

言われてみると確かにそうですね。

給与明細よりも少ない金額しか振り込まれていないように見えますし何だか少ないなと感じてもおかしくは無いと考えられます。

ただ「お金にまつわる5つの力」を勉強している身としましては、支出に使えるお金を最大限に有効活用できる使い方を目指したいと考えていますので、無駄な支出は徹底的に削減して使うところに使うようにお金をコントロールできるようになることが大切だと思います。

「急な出費に対応できない」

これも理解できなくはないですね。

いつ大きな病気をしたり事故に巻き込まれたりするかは分かりませんからね。

こういうときのための貯金専用の口座でもありますので、もしもの場合の対応も問題は無いものと考えられます。

私はこのようなことを想定していたのか、先取り貯金もとい生活防衛資金は推奨金額よりも多めに蓄えています。

まとめ

まさか「先取り貯金」にもデメリットがあるとは思ってもいませんでした。

私にとってはいずれも理由も大きな問題にならないようなこととしてそれらは既に織り込み済みだった事がデメリットと感じなかっただけでしたが、何事もメリットとデメリットの双方の可能性は十分に認識しておくべきだと思いました。

とは言え、確実に貯金をするための「先取り貯金」は最適な手法であることに変わりはありませんので、貯金が出来ないと悩んでいる方には是非とも実践して頂きたいです。

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